- 宿泊を伴うという違い
- 確かめにくい理由
- 手元で記録できること
- 依頼を考える場合
他の理由と決定的に違うのは、家に帰ってこない時間があることです。
宿泊を伴うという違い
日帰りの外出であれば、出発と帰宅の時間が記録になります。宿泊を伴うと、その間が見えません。
- 実際にどこにいたのか
- 誰と一緒だったか
- 何時に何をしていたか
時間の記録という手がかりが使えなくなります。
ここが、他の理由と最も違う点です。
しずく帰宅時間で見ていた人は、出張になると急に材料がなくなります。
なお、実際に出張が増える時期はあります。異動、担当変更、取引先の変化。先にそうした事情を確認してください。
確かめにくい理由
自分で確かめようとすると、難易度が跳ね上がります。
- 移動範囲が広い
- 期間が長い
- 現地での行動が追えない
- 自分では移動できない
現実的な壁は、自分では移動できないことです。仕事や家庭があれば、同行することも現地へ向かうこともできません。
そして自分で追おうとすると、顔を知られているため気づかれます。自分で尾行して失敗する典型パターンにまとめました。
手元で記録できること
見えない時間があっても、記録できる要素はあります。
- 出張と言われた日付と期間
- 行き先として言われた場所
- 頻度がいつから変わったか
- 出発前後の様子
- 持ち物の変化
見落とされがちなのが持ち物です。仕事の出張に必要なものを持って出たか、荷物の量が期間と合っているか。その場で見える情報です。
書き方は一行で足ります。「3月4日から2泊 大阪と 荷物は小さな鞄ひとつ」「3月18日から1泊 大阪と 前日に急に決まった」。行き先と日程を並べていくと、同じ行き先が繰り返されているか、決まるのが直前ばかりか、といった偏りが後から見えてきます。
戻ってきたあとの様子も書き留めておけます。出張先の話をするかどうか、以前と比べて話が短くなっていないか。聞き出そうとする必要はありません。自然に出てきた話を、そのまま残しておけば十分です。
- 支出の日付と場所 → 家計の中の説明がつかない支出
- 車を使う場合の走行距離 → 給油の間隔と走行距離から分かること
- 連絡の頻度と時間帯の変化
連絡の頻度と時間帯も記録できます。出張中の連絡が減った、決まった時間帯にしか取れなくなった。そうした変化は書き留めておけます。
記録の取り方は行動の記録の取り方にまとめました。
やらないほうがよいこと
- 勤務先に確認する
- 同僚に聞く
- 位置情報を確かめようとする
- 宿泊先に連絡する
位置情報を確かめようとすることについては、条文が関わります。ストーカー行為等の規制等に関する法律の第2条第3項は、承諾を得ないで相手が所持する物に位置情報記録・送信装置等を取り付ける行為を規制対象として挙げていて、取り付けた時点で対象になり得る形になっています。
相手のアカウントにログインして位置情報を見る行為も、不正アクセス行為の禁止等に関する法律の要件に当てはまり得ます。
車にGPSや紛失防止タグを付けるとどうなるかと配偶者のスマホを見るのは違法かをご覧ください。
依頼を考える場合
出張は、自分で確かめられる範囲が特に限られます。
移動範囲が広く期間が長いため、依頼する場合も時間が延びやすい条件にあたります。
その分、事前の情報が費用に効きます。日程、行き先、移動手段が分かっていれば、動く時間を絞れます。
相談のときに伝えられるとよいのは、出張の予定がいつごろ分かるのか、行き先が毎回同じなのか、宿泊先の名前を聞いているか、のあたりです。分からない項目があっても構いません。記録の中から拾える分だけで話は進みます。
費用と調査時間の関係と相談前に手元にまとめておく4つのことにまとめました。
行き先が遠いぶん、自分で確かめる余地はほとんど残りません。全国に対応している事務所なら、移動先でも動けます。
実際に調べてもらう段階まで来たら
全国対応の探偵事務所です。24時間365日、電話やメールで相談を受け付けています。まだ依頼を決めていない段階でも、状況を話して見積もりだけ出してもらえます。契約前には探偵業法で定められた書面が交付されます。その内容を見てから判断してください。
出張の週だけに絞って頼むなら、その数日のどこに人を寄せるかを先に決めておくと話が早く進みます。決め方は浮気調査を短期間だけ頼みたいにまとめています。
- ストーカー行為等の規制等に関する法律(e-Gov法令検索)
- 不正アクセス行為の禁止等に関する法律(e-Gov法令検索)
