- 時間が費用を決める
- 必要な時間が決まる仕組み
- 時間が延びる条件
- 短くするためにできること
料金体系が違っても、根っこにあるのは時間です。
時間が費用を決める
どの料金体系でも、計算の土台は同じです。
どこを、何時間、何人で見るか。
時間料金制は時間で数え、パック料金は時間の枠で区切り、 成功報酬型でも稼働した時間が費用の一部になります。
つまり、必要な時間が短くなれば、どの体系でも金額が下がります。
料金体系ごとの違いは浮気調査の費用の仕組みで説明しています。
必要な時間が決まる仕組み
時間は、次の要素で決まります。
- 見るべき日が特定できているか
- 見るべき時間帯が絞れているか
- 移動範囲がどれくらいか
- 何人で追う必要があるか
- 対象者の行動がどれくらい読めているか
なかでも、行動がどれくらい読めているかがすべてに影響します。読めていれば、必要な日に必要な時間だけ動けます。読めていなければ、パターンを探すところから始まります。
しずく同じ結果を得るのに、5時間で済む人と30時間かかる人がいます。差は事前の情報です。
時間が延びる条件
- 行動のパターンが見えていない
- 相手がすでに警戒している
- 勤務時間が不規則
- 会う頻度がもともと低い
- 移動手段が車
- 移動範囲が広い
影響がいちばん大きいのは、すでに警戒されている場合です。行動が変わって、パターンそのものが崩れます。
自分で確かめようとして気づかれた経験がある場合は、相談の時点で伝えてください。伏せたまま進めると、想定した時間で結果が出ません。
会う頻度の低さも見落とされがちです。月に1回程度であれば、その1回に当たるまでに時間がかかります。
勤務時間が不規則な場合も同じです。シフト制で週ごとに休みが変わると、曜日で絞ることができません。その場合は、シフト表の出る時期と、休みの日の外出を並べて書いておくと、どの日を見ればよいかの見当がつきます。
移動手段が車の場合も、追う側の手間が増えます。徒歩や電車なら人が後ろについて歩けますが、車だと車両を用意し、見失ったときに備えて人数を増やすことになります。どこへ向かうか見当がついているかどうかで、必要な人数と時間が変わってきます。
短くするためにできること
事前の準備が、そのまま時間に効きます。
- 曜日と時間帯の規則性を確かめる
- 行き先の心当たりを整理する
- 移動手段を把握する
- 勤務形態を確認する
中心になるのは曜日と時間帯の偏りです。日付と事実だけの記録を数週間続けて、曜日ごとに並べるだけで見えてきます。
たとえば「毎週木曜は帰宅が23時を過ぎる」と分かっていれば、木曜の夕方から夜だけを見ればよくなります。逆に「週に何回か遅い日がある」としか言えないと、どの日に動くかを決めるところから始まり、空振りの日も時間に数えられます。
行き先の心当たりも、あれば伝えてください。よく名前の出る駅や店、給油した場所の範囲など、ぼんやりしたもので構いません。
行動の記録の取り方と曜日と時間帯の規則性の見つけ方にまとめました。
記録を取る期間は、費用ではなく時間を使います。
その時間が、後の調査時間を減らします。
契約で時間を確認する
想定している時間は、書面で確認できます。
探偵業の業務の適正化に関する法律の第8条第2項は、契約後に交付する書面の記載事項として調査の内容、期間及び方法を挙げています。同条第1項は、契約前に交付する書面で金銭の概算額及び支払時期を説明することを定めています。
- 想定している稼働時間の合計
- その時間で足りなかった場合の扱い
- 延長する場合の手続きと単価
予定の時間で足りなかったときの扱いと、延長するときの手続きと単価。この2つを先に決めておくと、後の食い違いが減ります。詳しくは追加料金が発生する場面に書きました。
想定している時間と予算を先に伝えると、その範囲で組める提案が返ってきます。
どこに相談すればいいか分からないとき
探偵社そのものではなく、話を聞いたうえで条件に合う事務所を案内してくれる窓口があります。相談だけで終わっても構いません。ただし、問い合わせのあとに電話で状況を聞かれます。出られない時間帯があるなら、フォームの備考欄に先に書いておいてください。
- 探偵業の業務の適正化に関する法律(e-Gov法令検索)
