- なぜ準備が要るのか
- まとめておく4つのこと
- メモの形
- 埋まらない項目があってよい
- 書き出す過程で見えること
相談したのに一般論で終わってしまった。そういう声があります。たいていは、手元の情報が足りていないことが理由です。
なぜ準備が要るのか
相談を受ける側は、調査ができる状況かどうかを判断しようとします。材料がないと、どこを何時間見ればよいかが決まりません。
金額が出ないのは、事業者が出し渋っているからではありません。計算に必要な情報が揃っていないだけ、という場合がほとんどです。
しずく準備といっても難しいことではありません。思い出せる範囲で書き出すだけで足ります。
まとめておく4つのこと
いつから疑っているか
きっかけになった出来事と、その時期。何月ごろから、という程度で構いません。
期間が長いほど、行動のパターンが見えていることがあります。逆に最近気づいたばかりなら、まず記録を取る段階から、という話になります。
曜日と時間帯の偏り
ここがいちばん重要です。
- 帰りが遅くなるのは何曜日か
- 外出が増えたのはいつからか
- 特定の曜日に偏っているか
- 時間帯に共通点があるか
その日に何があったかではなく、繰り返しているかどうかを見ます。一度の遅い帰宅は珍しくありませんが、特定の曜日に集中していれば話が変わります。
書き方は夫の浮気を自分で確かめる方法と、その限界にあります。
行き先の心当たり
思い当たる場所があれば書き出しておきます。確証は要りません。勤務先、よく行く駅、以前話題に出た店。その程度の情報でも調査の組み立てには使われます。
相手に気づかれていそうな言動
見落とされやすい項目です。問い詰めたことがあるか。スマホを見ようとしたことに気づかれていないか。周囲に相談した内容が伝わっていないか。急に態度が変わった時期がなかったか。
相手が警戒していると行動が変わります。その状態で調査に入っても結果が出にくいので、先に共有しておいてください。
しずく言いにくい内容だと思います。でもここを伏せると、調査の前提そのものが変わってしまいます。
メモの形
きれいにまとめる必要はありません。紙一枚でも、スマホのメモでも足ります。
- 上の4項目を見出しにして、思い出せることを下にぶら下げる
- 日付が分かるものは日付を頭に置く
- 曜日は自分で数えず、カレンダーで確かめて書く
- 分からない項目には「分からない」と書いておく
たとえば曜日と時間帯の欄なら、「8月ごろから 火曜と金曜の帰りが23時台」「土曜の午前に外出が増えた 3時間くらい」といった粗さで構いません。表に整える手間はかけなくてよいです。
記憶で書いた部分と、記録を見て書いた部分は分けて書いてください。
どちらも材料になりますが、確かさが違います。
伝える順序は、いつから、どの曜日と時間帯、行き先の心当たり、気づかれていそうなこと。この並びで話すと、聞かれる前に必要なことが出ていきます。
埋まらない項目があってよい
4つすべてが埋まらなくても構いません。分からないという回答自体が、状況を判断する材料になります。
勤務先が分からない、行き先の見当がつかない。その状態も含めて伝えてください。そこから何ができるかを一緒に考える段階です。
どこに相談するかがまだ決まっていないなら、メモを手元に置いたまま、条件に合う事務所を案内してくれる窓口に話してみる方法もあります。
どこに相談すればいいか分からないとき
探偵社そのものではなく、話を聞いたうえで条件に合う事務所を案内してくれる窓口があります。相談だけで終わっても構いません。ただし、問い合わせのあとに電話で状況を聞かれます。出られない時間帯があるなら、フォームの備考欄に先に書いておいてください。
書き出す過程で見えること
書き出してみると、自分の思い込みと事実が分かれてきます。
疑い始めると何を見ても根拠に見えますし、逆に認めたくない気持ちが強いと、はっきりした変化も見落とします。日付と事実だけを並べると、そのどちらからも少し距離が取れます。
この作業は、相談しないと決めた場合でも無駄になりません。状況が整理されること自体に意味があります。
書き出しても規則性が見えてこなかった場合は、そのまま持っていってください。並べ替え方を変える手もあります。浮気の規則性が見えないときに方法を書きました。
なお問い合わせのあとは、電話で状況を聞かれるのが一般的です。出られない時間帯があるなら、先に伝えておいてください。電話そのものが気が重いなら、探偵に電話するのが怖いときの選択肢を先に読んでみてください。
