- 電話が怖いと感じる理由
- 実際に電話で起きること
- 話した内容はどこまで残るのか
- 直接かけずに済ませる方法
調べたい気持ちはあるのに、電話番号をタップする直前で止まってしまう。この段階で何ヶ月も動けなくなる人がいます。
電話が怖いと感じる理由
怖さの中身を分けてみると、だいたい次のどれかに当てはまります。
- 何を話せばいいのか分からない
- 話した時点で依頼することになりそう
- 家族に知られるきっかけを作ってしまいそう
- 大げさな話にされてしまいそう
このうち1つ目と2つ目は、事前に知っておけば消えます。3つ目は進め方の問題です。残るのは4つ目で、これは相手を選ぶ話になります。
実際に電話で起きること
最初の電話でされるのは、調査ができる状況かどうかの確認です。
- いつから、どういう理由で疑っているか
- 相手の行動に規則性があるか
- 勤務先や生活のパターン
- 相手に気づかれていそうか
答えられない項目があっても構いません。分からないという回答自体が、状況を判断する材料になります。
その場で金額が確定することは、あまりありません。どこを何時間見るかが決まらないと計算できないためです。だから最初の電話は、見積もりを出すための情報を集める場だと考えておくと、身構えずに済みます。
話した内容はどこまで残るのか
不安の中心はここにあることが多いです。
探偵業は法律で規制を受けており、依頼者の情報の取り扱いについても定めがあります。相談の段階で、本名を名乗らずに話を進められる場合もあります。
はじめに「まだ依頼するか決めていないので、相談だけさせてください」と伝えておくと、話の進み方が変わります。
この一言があるかないかで、こちらの立場がはっきりします。
連絡手段についても、最初に希望を伝えておくのが確実です。折り返しの電話を避けたい時間帯、自宅への郵送を避けたい事情があるなら、聞かれる前に言っておくほうが行き違いが起きません。
直接かけずに済ませる方法
それでも、事務所に直接かけるのは抵抗があるという場合があります。相手が調査の当事者だと、断りにくさを感じるのは自然なことです。
その手前に、どこに相談すればよいかを一緒に考える紹介サービスがあります。調査を行う事務所そのものではないため、自社で受けるという前提がありません。状況を聞いたうえで、条件に合いそうな事務所を案内する立場です。
- Webから問い合わせたあと、電話で状況を聞かれるのが一般的
- フォームを送った時点では、まだ何も決まっていない
- 話を聞いたうえで、進めない選択もできる
Webフォームなら自分のタイミングで送れます。ただし、そのあとに電話が来る点は変わりません。ここを知らずに送信して、着信に出られないまま終わってしまう人がいます。
出られない時間帯があるなら、フォームの備考欄に先に書いておく。それだけで行き違いが減ります。
最初の一歩を小さくする
いきなり依頼を決めようとすると、電話のハードルが上がります。
電話は、依頼を決める場ではなく、判断材料を増やす場です。
聞くだけ聞いて、進めないという結論になっても構いません。
先に手元をまとめておくと、さらに気が楽になります。いつから疑っているか、曜日と時間帯に規則性があるか、行き先の心当たり、相手に気づかれていそうな言動。この4つがあれば、話が具体的に進みます。
逆に、何も整理しないまま電話をかけると一般論で終わり、もう一度かけ直すことになります。怖さを減らす一番の近道は、話す材料を持っておくことかもしれません。