- 車は記録が残りやすい
- 見るところ
- 分からないこと
- 触らないほうがよいもの
移動手段が車の場合、行動が数字に残ります。
車は記録が残りやすい
本人が意識していなくても、記録が積み上がっていきます。
- 給油の日付と金額
- 走行距離の数字
- カードの利用明細
- 高速道路の利用記録
しずく隠そうとしていないものほど、素直に状況を表します。
見るところ
給油の間隔
家計を共有していれば、明細から給油の日付と金額が分かります。
- 給油の頻度が変わっていないか
- 一回あたりの金額に変化はないか
- 曜日に偏りがないか
- 給油する場所が変わっていないか
中心になるのは曜日の偏りです。行動の記録と重ねて、外出の多い時期と給油の頻度が連動しているかを見ます。
給油する場所の変化にも意味があります。普段と違う地域での給油は、移動範囲が変わったことを示す場合があります。
走行距離
メーターの数字を、一定の間隔で記録します。
通勤だけであれば、月ごとの距離はおおむね一定になります。そこから外れる月があれば、何かが変わっています。
数字そのものより、いつもと違うかどうかを見ます。
比較する基準がないと判断できないため、まず数か月分を記録します。
続けやすいのは、曜日を決めて見る形です。たとえば毎週日曜の夜に、メーターの数字とその日の日付だけを書く。「9月7日 23,410km」「9月14日 23,690km」と並べれば、引き算で一週間の距離が出ます。通勤だけの週の距離が分かってくると、そこから大きく外れた週が目に入るようになります。
外れた週が見つかったら、その週の外出の記録と重ねます。休日の外出がなかったのに距離だけ伸びている、残業と言われた日が続いた週に限って伸びている。そういう重なり方は書き留めておいてください。
高速道路の利用
家計で共有しているカードで高速道路を使っていれば、利用の日付と区間が明細に載ります。区間が分かると、移動の向きがおおよそ見えてきます。見るのは、家計の明細として自分にも届いているものだけにしてください。相手のアカウントに入って履歴を見るのは、別の問題になります。
記録の取り方は行動の記録の取り方にまとめました。
分からないこと
数字から分かるのは、移動があったという事実までです。
- 誰と一緒だったか
- どこへ行ったか
- 何の目的だったか
距離が伸びていても、仕事や別の用事という説明がつく場合があります。
給油や距離は、疑いを確定させるものではなく、規則性を確かめる材料です。
そのつもりで見ないと、根拠のないまま確信だけが強まります。
判断を誤りやすい点は曜日と時間帯の規則性の見つけ方にまとめています。
触らないほうがよいもの
車に関して、踏み込みたくなる手段があります。
- 車に位置情報の機器を取り付ける
- カーナビの履歴を操作する
- ドライブレコーダーの記録を持ち出す
位置情報の機器を取り付けることについては、条文が関わります。ストーカー行為等の規制等に関する法律の第2条第3項は、承諾を得ないで相手が所持する物に位置情報記録・送信装置等を取り付ける行為を、位置情報無承諾取得等のひとつとして挙げています。
位置情報を見ていなくても、取り付けた時点で対象になり得る構造になっています。
ただし同項の柱書には感情要件が置かれていて、浮気調査を目的とする場合に該当するかは条文の文言だけでは決まりません。必ず違法とも、大丈夫とも言えません。
詳しくは車にGPSや紛失防止タグを付けるとどうなるかにまとめました。
しずく数字を見るのは問題ありませんが、機器を付けるのは別の話になります。
見えたあとにどうするか
数字の変化に気づいても、その場で問い詰めないでください。一度警戒されると行動が変わり、その後は誰が調べても難しくなります。
記録として残しておき、他の要素と合わせて見るほうが確実です。手元でできること全般は夫の浮気を自分で確かめる方法と、その限界をご覧ください。
相手がふだん車を使わず、電車や徒歩で動いている場合は、ここに書いた数字が残りません。その場合に何を見るかは車を使わない相手の場合に書きました。
数字から行き先の見当がついても、そこを確かめるには外から見ることになります。
実際に調べてもらう段階まで来たら
全国対応の探偵事務所です。24時間365日、電話やメールで相談を受け付けています。まだ依頼を決めていない段階でも、状況を話して見積もりだけ出してもらえます。契約前には探偵業法で定められた書面が交付されます。その内容を見てから判断してください。
- ストーカー行為等の規制等に関する法律(e-Gov法令検索)
