- 順序が結果を変える
- リスクの低い順に並べる
- やってはいけない最初の一手
- どこで止まるか
何をすればいいか分からないまま、思いついた順に動いてしまう。それが一番避けたい形です。
順序が結果を変える
同じことをしても、順番によって結果が変わります。
先に踏み込んだ手段を使うと、後から使えたはずの手段が消えます。
警戒された後では、記録を取っても意味のあるパターンが出てきません。
しずく戻れる行動から始めて、戻れない行動は後ろに置く。それだけで違います。
リスクの低い順に並べる
次の順で進めると、選択肢が残ります。
1 記録を始める
日付と事実だけを書き留めます。費用もかからず、相手に気づかれることもありません。
- 帰宅と外出の時間
- 言われた理由
- 気づいた変化
やり方は行動の記録の取り方にまとめました。
2 規則性を確かめる
数週間分がたまったら、曜日ごとに並べます。特定の曜日に集中していないか、時間帯が揃っていないかを見ます。
曜日と時間帯の規則性の見つけ方をご覧ください。
3 他の要素と重ねる
自分が正当に確認できる範囲で、支出や走行距離を見ます。外出の日付と重なるかを確かめます。
たとえば、毎週木曜に帰りが遅く、同じ木曜にだけ現金の引き出しがある。外出した休日の翌日に、走行距離がいつもより伸びている。ひとつずつでは説明がつく変化でも、日付が重なると見え方が変わります。
見るのは、自分が名義人になっている口座やカード、自宅に届く明細、家族で使っている車のメーターまでにしてください。相手名義のものを勝手に開くと、確かめる側が問題を抱えることになります。
家計の中の説明がつかない支出と給油の間隔と走行距離から分かることにまとめています。
4 目的を決める
ここが折り返し地点です。
- 関係を続けたいのか
- 話し合いの材料が欲しいのか
- 別の道を考えているのか
- どこまで分かれば十分とするか
目的によって、この先に必要なものが変わります。決まっていない状態で先に進むと、途中で方針が変わって消耗します。
5 相談する
記録が揃い、目的が見えたところで相談します。この順序だと、話が具体的に進みます。
相談前に手元にまとめておく4つのことをご覧ください。
やってはいけない最初の一手
順序を崩す行動があります。
- 問い詰める
- 相手の端末を見る
- 周囲に聞いて回る
- 後をつける
- 位置情報の機器を付ける
どれも、一度やると戻せません。なかでも多く、影響が大きいのが問い詰めることです。
端末を見ることと位置情報の機器を付けることは、条文が関わります。それぞれ配偶者のスマホを見るのは違法かと車にGPSや紛失防止タグを付けるとどうなるかに書きました。
これらは「最後の手段」ですらありません。
使わずに済ませたほうがよい手段です。
どこに相談すればいいか分からないとき
探偵社そのものではなく、話を聞いたうえで条件に合う事務所を案内してくれる窓口があります。相談だけで終わっても構いません。ただし、問い合わせのあとに電話で状況を聞かれます。出られない時間帯があるなら、フォームの備考欄に先に書いておいてください。
どこで止まるか
順序どおり進めても、途中で止まることがあります。
- 記録を見返して、思い過ごしだと分かった
- 続けること自体が負担になった
- 目的を考えたら、確かめなくてもよいと思えた
途中でやめるのは失敗ではありません。目的を考えたら確かめなくてよいと思えた、というのも実際にあります。何を望んでいるかを整理した結果、事実の確定が要らなかったと気づく場合です。
しずく確かめることが目的になってしまうと、何のためだったのか分からなくなります。
進めるかどうかで迷っている段階であれば、浮気調査を頼むか迷っている人へもご覧ください。
順序を崩して踏み込むと何が起きるかは浮気の証拠集めで状況が悪化するケースに書きました。何から手をつけるか迷う段階なら夫や妻の浮気を疑ったらどうするから読んでみてください。
