- 距離があると材料が変わる
- 見る点は連絡の変化
- 帰省時に見えること
- 確かめにくさを前提にする
日常的な様子が見えないぶん、不安が積み上がりやすい状況です。
距離があると材料が変わる
同居していれば使えた手がかりが、ほとんど使えません。
- 帰宅時間の記録
- 持ち物や服装の変化
- 車の走行距離
- 家の中に残るもの
代わりに材料になるのは、連絡の取り方の変化です。
しずく見えないことが増えるぶん、残った手がかりに意味が出ます。
見る点は連絡の変化
離れている場合、やりとりそのものが記録になります。
- 連絡の頻度がいつから変わったか
- 返信までの時間
- 連絡が取りにくい曜日や時間帯があるか
- 通話からメッセージに変わった、またはその逆
- 帰省の頻度の変化
中心になるのは、連絡が取りにくい曜日や時間帯です。特定の曜日や時間帯につきにくい状態が繰り返されているなら、記録に残しておいてください。
記録の形は簡単で、こちらから連絡した日時と、返信が来た日時を並べるだけで足ります。内容まで書かなくても、間隔だけで偏りが出てきます。数週間ぶんを並べると、つきにくい時間帯が同じところに寄っているかどうかが見えます。
ただし、仕事の状況で連絡の取り方は変わります。異動や担当変更、繁忙期。先に確認してください。
記録の取り方は行動の記録の取り方、並べ方は曜日と時間帯の規則性の見つけ方にまとめました。
たとえば、こちらから送った時刻を左に、返ってきた時刻を右に書いて、曜日ごとに並べます。平日の夜はすぐ返ってくるのに、金曜の夜だけ翌朝になる。そういう形が数週続くかどうかを見ます。一度だけなら、ただ忙しかっただけかもしれません。
帰省時に見えること
帰ってきたときが、数少ない確認の機会になります。
- 持ち物や服装の変化
- 態度の変化
- スマホの扱い
- 話す内容の変化
見やすいのは持ち物です。生活に必要なものは赴任先に揃っていくので、帰省の荷物は普段そのままになりがちです。そこに入っているものが変わった、逆に減った。どちらも書き留めておいてください。話す内容も、赴任先での過ごし方が出てくるかどうかで見ます。以前は休日の話をしていたのに出なくなった、というのも変化のひとつです。
帰省の予定そのものも書き留めておいてください。予定していた帰省が仕事を理由に延びた、帰ってくる日が金曜から土曜に変わった、滞在が短くなった。言われた理由と一緒に残しておくと、連絡の記録と並べられます。
ただし、帰省中に問い詰めると限られた時間が険悪になります。そして一度警戒されると行動が変わり、その後は誰が調べても難しくなります。聞く前に決めておくことは問い詰めるタイミングを間違えるとどうなるかに書きました。
家計を共有しているなら、支出の記録も手がかりになります。見方は家計の中の説明がつかない支出で扱っています。
確かめにくさを前提にする
離れている状況では、自分で確かめられる範囲が特に狭くなります。
- 予告なく赴任先を訪ねる
- 勤務先や同僚に確認する
- 位置情報を確かめようとする
- 部屋に入って調べる
予告なく赴任先を訪ねるのは、確かめる手段としては使えます。ただし空振りだったときに、関係が大きく損なわれます。
位置情報を確かめようとすることについては、条文が関わります。相手のアカウントにログインして位置情報を見る行為は、不正アクセス行為の禁止等に関する法律の要件に当てはまり得ます。持ち物に機器を取り付ける行為も、ストーカー規制法の位置情報無承諾取得等の対象になり得ます。
どこから先が条文に触れるのかは、配偶者のスマホを見るのは違法かと車にGPSや紛失防止タグを付けるとどうなるかで確かめられます。
依頼する場合は条件も変わる
離れた場所での調査になるため、同居している場合とは前提が違います。相談するときは、次のあたりを先に伝えてください。
- 赴任先の地域
- 帰省の頻度と、次に帰ってくる予定
- こちらが動ける範囲
- 相手が車を使うのか、公共交通なのか
調査地が離れていると、移動や宿泊が料金の組み立てに入ってきます。含まれる範囲は事務所と条件によって変わるので、見積もりの段階でどこまでが料金の中なのかを確認してください。
離れていると、自分で確かめられることはどうしても限られます。
その前提で、記録を積むことと、相談することを並行して考えるほうが現実的です。
不安を抱えている期間が長くなっているなら眠れない日が続くときを、何から進めるか迷うなら確かめる順序を読んでみてください。
離れた場所で動くとなると、その地域に対応できるかが先に問題になります。全国に窓口がある事務所なら、赴任先でも動けます。
実際に調べてもらう段階まで来たら
全国対応の探偵事務所です。24時間365日、電話やメールで相談を受け付けています。まだ依頼を決めていない段階でも、状況を話して見積もりだけ出してもらえます。契約前には探偵業法で定められた書面が交付されます。その内容を見てから判断してください。
