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深夜の外出やスマホが気になる|夜中の行動の見方と記録

公開日

  • 夜中の行動は目に入りやすい
  • 先に外しておく説明
  • 書き留めるのは時刻と長さ
  • 夜中だからこそ避けたいこと
  • 手元で追えるのは家の中まで

寝室の暗がりで、隣のスマホの画面だけが光っている。日付が変わるころに「コンビニに行ってくる」と出て行き、なかなか戻らない。そうした夜が続くと、眠れないまま朝を迎えることになります。

夜中の行動は目に入りやすい

昼間の行動は見えませんが、夜中の行動は同じ家の中で起きます。音や光で気づいてしまうぶん、印象にも強く残ります。

ただ、印象に残ることと、意味があることは別です。一晩のことを思い返しているうちに、どの夜も同じくらい怪しく見えてきます。ここで気持ちを落ち着かせてくれるのは、書き残した時刻のほうです。

しずくしずく

夜中に気づいたことは、翌朝になると細部が曖昧になります。その場で一行だけ残しておいてください。

先に外しておく説明

夜の時間帯には、浮気とは別の説明もつきやすいものです。

夜勤や交代勤務がある。海外や時差のある相手と仕事をしている。寝つけずに動画やゲームを見ている。仕事の連絡が夜に来る職場に移った。こうした事情がないかを、普段の会話の範囲で確かめておいてください。

夜中にスマホを触ること自体は、珍しくありません。

気にかけたいのは、ある時期から始まったかどうかと、そのときの扱い方です。

画面をこちらに向けないように寝返りを打つ、通知が来るたびに部屋を出る、触っていた時間を聞かれると話をそらす。扱い方の変化についてはスマホを伏せて置くようになったときにも書きました。

書き留めるのは時刻と長さ

夜の行動は、時刻と長さで残すと後から並べやすくなります。

書き留めておくこと

  • 何曜日の何時ごろか
  • 部屋を出た時刻と戻った時刻
  • 外出なら、言われた行き先と戻るまでの時間
  • 戻ったときに何を持っていたか
  • 深夜の帰宅なら、帰ってきた時刻と言われた理由

書き方は「火 0時15分 出る 1時20分 戻る コンビニと 手ぶら」くらいで足ります。時刻は枕元の時計で見て、スマホを開かずに済ませると画面の光も出ません。

いちばん手がかりになるのは長さです。コンビニと言って出て、戻るまでに1時間かかった。それが一度なら気にしなくてよいかもしれません。同じ曜日に何度も続くなら、書き残す意味が出てきます。

持ち帰ったものも見ておいてください。行き先として言われた店の袋を持っているか、何も持たずに戻ってくるか。中身を探る必要はなく、目に入った範囲で足ります。

深夜の帰宅が続く場合は、帰りの時刻そのものより、何時を過ぎたら「遅い」とするかを先に決めておくと記録がぶれません。帰宅が遅いときの見方は夫の帰りが遅いときに書きました。

眠っている時間まで起きて見張る必要はありません。

気づいた夜だけを書けば十分です。書けなかった夜は空欄のまま残しておきます。

記録をどこに残すかにも気を配ってください。夜中に布団の中でメモを開くと、画面の光で気づかれることがあります。同期の設定も含めて、記録に使えるアプリと避けたいものを先に読んでおくと安心です。

夜中だからこそ避けたいこと

相手が眠っている時間は、手を出しやすい時間でもあります。

  • 寝ている相手の指を使って端末のロックを解く
  • 置きっぱなしの端末を開いて中を見る
  • 深夜の外出の後をつける
  • 車に位置情報の機器や紛失防止タグを付ける

手元にある端末のロックを直接解いて中を見る行為は、不正アクセス行為の禁止等に関する法律の条文には当てはまらないと解されています。条文が「電気通信回線を通じて」行うことを要件にしているためです。ただ、それで問題がなくなるわけではありません。プライバシーの侵害として民事上の責任を問われる余地は残ります。相手のIDとパスワードで別の端末からログインすれば、同法の不正アクセス行為に当たりうるので、こちらはなおさら避けてください。

深夜の外出の後をつけるのも危険です。人通りの少ない時間は足音も車のライトも目立ち、顔を知られている相手にはすぐ気づかれます。行き先の敷地や建物に入ってしまえば、刑法第130条の住居侵入等に関わってきます。

車に機器やタグを付けることは、ストーカー規制法が「位置情報無承諾取得等」として定めている行為に含まれています。

しずくしずく

夜中は誰にも見られていない気がして、手が伸びやすくなります。ここで踏みとどまれるかどうかで、その後が変わります。

手元で追えるのは家の中まで

家の中で起きたことは、書き留めていけば並べられます。ただ、外に出たあとの行き先や、誰と会っているかは、家にいる側からは分かりません。

深夜に外で確かめようとすると、自分の睡眠と翌日の仕事を削ることになります。しかも同じ曜日の夜に何度も張り付く必要があり、一人で続けるのは現実的ではありません。夜間の張り込みや尾行は、人数と交代の段取りが要る作業です。

相談するときは、何曜日の何時ごろに出て、どのくらいで戻るのかを聞かれます。問い合わせのあとには電話での聞き取りがあるので、夜の記録を手元に置いておくと話がスムーズに進みます。

曜日と時刻が揃ってきたなら、その夜に絞って外で確かめてもらう段階に来ています。

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出典

  • 不正アクセス行為の禁止等に関する法律 第2条、第11条(e-Gov法令検索)
  • 刑法 第130条(e-Gov法令検索)
  • ストーカー行為等の規制等に関する法律 第2条第3項(e-Gov法令検索)

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