- 相談したくなる場面
- 身近な人に話す利点
- 考えておくこと
- 話す範囲を決める
ひとりで抱えきれなくなったとき、まず思い浮かぶのが身近な人です。
相談したくなる場面
- 判断に自信が持てない
- 誰かに聞いてほしい
- 客観的な意見が欲しい
- 何かあったときのために知っておいてほしい
どれも自然な動機です。ただ、目的によって相手の選び方が変わります。
しずく聞いてほしいのか、意見が欲しいのか。自分でもどちらか分からないことがあります。
身近な人に話す利点
抱え込む期間が長くなるほど、考えが内側に向きます。話すこと自体に意味があります。
- 状況を言葉にする過程で整理される
- 自分では気づかない偏りを指摘される
- 消耗が少し軽くなる
大事なのは、自分では気づかない偏りを指摘してもらえることです。疑いが強いときも認めたくないときも判断は偏ります。外からの視点が入ると、そこに気づけます。
判断が偏る仕組みは思い過ごしかどうかを自分で判断する難しさにまとめました。
考えておくこと
一方で、身近な相手ならではの問題があります。
伝わる経路になる
相手が配偶者と面識がある場合、経路が読めない形で本人に伝わることがあります。
一度回り始めると止められません。
悪意がなくても伝わります。共通の知人、親族、職場の関係。話した相手が誰と繋がっているかは、こちらからは見えません。
そして一度警戒されると行動が変わり、その後は誰が調べても難しくなります。
関係が続く
業務として聞く相手と違い、家族や友人との関係はその後も続きます。
- 相手が事情を知っている状態が続く
- 和解した場合に気まずさが残る
- 相手が配偶者に抱く感情が変わる
見落とされがちなのが、相手が配偶者に抱く感情まで変わってしまうことです。仮に関係を修復しても、話を聞いた側のほうが許せない、という状況が生まれます。
しずく自分は先に進めても、話を聞いた側の感情はそこに留まることがあります。
意見に流される
相談した相手が強い意見を持っている場合、そちらに引っ張られることがあります。別れるべきだ、我慢すべきだ、といった助言は、その人の価値観によります。
決めるのは自分です。
話す範囲を決める
全部を話す必要はありません。
- 誰に話すか。何人までにするか
- どこまで話すか
- 配偶者と面識があるかどうか
- 何を求めているのか(聞いてほしいのか、意見が欲しいのか)
最後の項目を先に伝えると、相手も応じやすくなります。「意見じゃなくて、聞いてほしいだけ」と言って構いません。
話す範囲は、事実と気持ちに分けて考えると決めやすくなります。帰宅が遅い日が続いている、休日の外出が増えた、という事実まで話すのか。それとも、不安で眠れない、どうしたらいいか分からない、という気持ちだけを聞いてもらうのか。気持ちだけなら、配偶者の行動を具体的に話さずに済みます。
話し終えたら、「このことは誰にも言わないでほしい」と一言添えてください。相手を疑っているわけではなく、話がどこへ流れるかをこちらが把握できないからです。配偶者と面識がある相手なら、なおさら頼んでおいたほうが安心です。
業務として聞く相手
関係が続かない相手のほうが話しやすい場合があります。
探偵業の業務の適正化に関する法律の第10条第1項は、業務に従事する者に対し、業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならないと定めており、業務に従事する者でなくなった後も同様としています。
詳しくは探偵に話した内容はどこまで守られるのか、話すことへの抵抗については夫婦のことを他人に話すのに抵抗があるときにまとめました。
探偵に頼むことまで考えていて、費用や子どもの預け先で家族の手を借りるかどうか迷っている場合は、話す目的がまた変わります。その場面は探偵に依頼する前に家族に話すかで分けて書きました。
会って話せる場所を探しているとき
横浜と立川に営業所があり、相談のための部屋を調査の営業所とは別に設けている探偵社です。代表は女性で、会社概要のページには営業所ごとの届出番号が載っています。対応地域として挙げているのは東京・神奈川・埼玉・千葉です。会いに行くのが難しい事情があるなら、問い合わせのときに先に書いておいてください。
気持ちの落ち込みが続く場合は、医療機関や公的な相談窓口にご相談ください。眠れない日が続くときも合わせてご覧ください。
- 探偵業の業務の適正化に関する法律(e-Gov法令検索)
