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浮気の証拠は車や部屋に残る|見つけたときの正しい扱い

公開日

  • 目に入る場所
  • 見るのは物より変化
  • 見つけたときにすること
  • やってはいけない扱い

探さなくても、目に入ってしまうことがあります。

目に入る場所

共有の空間では、意図せず見えるものがあります。車内なら助手席の位置、においの変化、ゴミ。洗濯物の状態や枚数。ポケットの中のレシートや駐車券。玄関周りの靴の汚れ。

なかでも車内の変化は分かりやすい部類です。助手席のシートの位置が変わっている、掃除の頻度が急に上がった。そういう形で出ます。

レシートや駐車券は、日付と時刻が印字されているぶん扱いやすいものです。ただし読み取れるのは、その日その時刻にその場所にいたことまでです。誰と一緒だったかは書かれていません。ここを先に飛ばして考えると、あとで説明のつく話だったときに引き返せなくなります。

洗濯物やにおいの変化は、日をまたいで続いているかどうかで意味が変わります。一度だけなら流していいものが、同じ曜日に重なっていれば別の話になります。

しずくしずく

探し回らなくても、生活の中で目に入る範囲でかなりのことが分かります。

見るのは物より変化

ひとつの物で判断しようとすると、当たっても外れても納得できません。

見るのは、いつもと違うかどうかです。

比べる基準がないと判断できないので、まず普段の状態を知っておきます。

以前と比べて何が変わったか。いつごろから変わったか。繰り返し起きているか。そして他の変化と時期が重なっているか。

最後のひとつが効きます。車内の変化だけなのか、外出の頻度や支出の変化と同じ時期に始まっているのか。複数が重なれば、意味が変わってきます。並べ方は曜日と時間帯の規則性の見つけ方にあります。

見つけたときにすること

動揺したまま動かないでください。まず記録します。

見つけた日付と時間、場所、何があったか。それに加えてどういう状況で目に入ったかを書き添えておきます。探して見つけたのか偶然だったのかは、時間が経つと自分でも曖昧になり、人に説明するときに困ります。

書き方の例です。「10/14(月)朝、車の助手席の足元に見慣れない店の駐車券。印字は10/12(土)15時台。ゴミを片づけていて目に入った」。これだけで、いつ、どこで、何が、どうして目に入ったかが揃います。印字された日付が別の記録の外出日と重なっていれば、その日の欄にも書き足しておきます。

そのうえで、見つけたものは元の場所に戻しておいてください。位置が変わっていることに気づかれると、それだけで扱いが変わります。車内なら座席の位置や小物の向き、洗面所なら置いてある順番まで含めて、触る前の状態を先に見ておくと戻しやすくなります。

記録は続けられる形にしておいてください。物から分かることは一度きりで出ることが多いので、そのあと数週間の行動の記録と重ねて初めて意味が見えてきます。続かなくなったときの戻し方は記録が続かないときの続け方に書きました。

撮影するなら保存先に注意してください。共有のクラウドに同期していると、相手の端末にそのまま表示されます。保存の仕方は見つけた証拠の残し方と、やってはいけない保存の仕方にまとめました。

やってはいけない扱い

  • その場で問い詰める
  • 持ち去る、隠す
  • 捨てる
  • 加工する、切り取る

いちばん影響が大きいのは、その場で問い詰めることです。一度警戒されると行動が変わり、その後は誰が調べても難しくなります。車内は掃除され、ポケットは空にされ、見えていたものが消えます。

持ち去りと処分も避けてください。相手の所有物であれば、持ち去ることで別の問題が生じる可能性があります。

見つけたものを示して問い詰めるかどうかは、何を望んでいるかが決まってからにしてください。

先に見せてしまうと、選べる道が減ります。

考える順番は問い詰めるタイミングを間違えるとどうなるかに書きました。

証拠として使えるかは、また別の話

見つけたものが証拠として扱われるかどうかは、条文に定めがありません。民法第709条も第770条も、証拠については何も規定していません。

家の中で見つけたときの扱いは家の中で見つけたものは証拠になるかに、手元でできること全般は夫の浮気を自分で確かめる方法と、その限界にあります。判断が要る場面になったら、そこで弁護士にご相談ください。

見つけたものを使う場面まで考えているなら、調べる側と手続きの側の両方を見ている相手に聞くのが早いです。

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出典

  • 民法(e-Gov法令検索)

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