- どう計算されるか
- 向いている場合
- 向いていない場合
- 確認しておく項目
実際に動いた分だけ払う形です。分かりやすい一方で、総額が読みにくいという性質があります。
どう計算されるか
調査員の人数と稼働時間を掛けた形が基本になります。
人数 × 時間 が単位です。
一人で3時間なら3時間分、二人で3時間なら6時間分、という数え方をする形が一般的です。
調査員が複数になるのは、対象者が移動するためです。一人で追い続けると気づかれるため、切り替えながら追う体制になります。
しずく「思ったより人数が多い」と感じる方がいますが、気づかれないための構造でもあります。
このほか、車両費や機材費、交通費などが別途かかる形もあります。何が含まれ、何が別なのかは事前に確認する項目です。
数え方も事務所で違います。三十分単位で刻む形もあれば、一時間に満たない稼働も一時間として数える形もある。半端な時間がどちらに寄せられるかで、同じ動きでも合計が変わります。
- 対象者が出てくるまでの待機
- 出発地点まで調査員が移動する時間
- 移動先で見失い、探し直す時間
- 動きがないまま終わった日
最後の場面がいちばん読みにくいところです。張り込んだが対象者が動かなかった日も、人は現地にいたことになります。その日を稼働として数えるかどうかは、契約の書き方によります。
向いている場合
条件が絞れているほど、この形が生きます。
- 曜日と時間帯の規則性が見えている
- 行き先の心当たりがある
- 短時間で確認できる見込みがある
- 一度だけ確かめたい
見る場所と時間が決まっていれば、動く時間が短くて済みます。使わなかった分の費用は発生しません。
たとえば「水曜の夜だけ帰りが遅い」と分かっていれば、その曜日の夕方から動く形になります。曜日も時間帯も見えていない状態で同じことを頼めば、どの日に当たるか分からないまま日数を重ねることになる。同じ料金体系でも、手元の材料の量で総額が変わります。
規則性の確かめ方は曜日と時間帯の規則性の見つけ方にまとめました。相談に行く前に二週間ほど記録を並べておくと、ここで効いてきます。
向いていない場合
逆の条件では、総額が読めなくなります。
- 行動のパターンがまったく見えていない
- 相手がすでに警戒している
- 勤務時間が不規則
- 会う頻度がもともと低い
パターンを探すところから始めると、時間が積み上がります。どこまで伸びるか分からないという不安が続く形になります。
とくに影響するのが、すでに警戒されている場合です。一度警戒されると行動が変わり、その後は誰が調べても難しくなります。
実際に調べてもらう段階まで来たら
全国対応の探偵事務所です。24時間365日、電話やメールで相談を受け付けています。まだ依頼を決めていない段階でも、状況を話して見積もりだけ出してもらえます。契約前には探偵業法で定められた書面が交付されます。その内容を見てから判断してください。
確認しておく項目
契約前に確認しておくと、後の食い違いが減ります。
- 1時間あたりの単価と、人数の想定
- 最低の稼働時間が決まっているか
- 移動時間や待機時間が含まれるか
- 車両費、機材費、交通費の扱い
- 想定時間を超えた場合の手続き
- 対象者が現れなかった場合の扱い
見落とされがちなのが、移動時間や待機時間の扱いです。現地での待機が稼働時間に入るかどうかで、総額が変わります。
対象者が現れなかった日の扱いも聞いておいてください。張り込んだが動きがなかった日をどう数えるかは、事務所によって違います。
聞き方は難しく考えなくて構いません。「この見積もりは何人が何時間動く前提ですか」「想定を超えたら、どの時点で連絡が来ますか」「延長するかどうかは誰が決めますか」。この三つを口に出せば、たいていの食い違いは先に見つかります。
しずく延長の判断を誰がするかは、聞いておいたほうが後が楽になります。現場で連絡が来てから考えるのと、先に上限を決めておくのとでは、受け取り方が変わります。
これらは探偵業法第8条第1項が定める説明事項のうち、 対価その他依頼者が支払わなければならない金銭の概算額及び支払時期に関わってきます。
書面で示される内容なので、口頭の説明だけで進めないでください。
書面で何を見るかは探偵と契約する前に確認すること、他の料金体系との違いは浮気調査の費用の仕組みにまとめています。
怪しい日がひとつに絞れていて、その日だけ見てもらえないかと考えているなら、浮気調査を1日だけ頼めるかに、1日で足りる条件と契約前に聞いておくことを並べてあります。
- 探偵業の業務の適正化に関する法律(e-Gov法令検索)
