- 紹介サービスとは何か
- 探偵社との違い
- どういう場合に向くか
- 利用するときに知っておくこと
探偵社に直接連絡するのが気が重い、という段階で止まっている場合、その手前の選択肢があります。
紹介サービスとは何か
状況を聞いたうえで、条件に合いそうな探偵事務所を案内する窓口です。調査そのものは行いません。
探偵業の業務の適正化に関する法律の第2条は、探偵業務を、依頼を受けて特定の人の所在や行動の情報を集めるために面接による聞込み、尾行、張込みなどの実地調査を行い、結果を報告する業務、と定義しています。紹介サービスはこの実地調査を行わないため、位置づけが異なります。
しずく窓口として話を聞く役と、実際に調べる役が分かれている、という形です。
探偵社との違い
最も大きいのは、自社で受ける前提がないことです。
- 探偵社は、自社で調査を受けることを前提に話を聞く
- 紹介サービスは、どこに頼むかを含めて相談に乗る
探偵社に相談すると、その事務所で受けられるかどうかの話になります。これは当然のことで、悪いことではありません。ただ、まだ依頼先を決めていない段階だと、話の前提がずれることがあります。
一方で、紹介サービスにも知っておくべき点があります。案内できるのは提携している事務所に限られるため、すべての事務所の中から選んでいるわけではありません。
案内された先をそのまま受けるかどうかも、こちらで決めることになります。探偵業法第8条の書面は、紹介された事務所と契約する段階で交付されるものなので、紹介を受けた時点ではまだ出てきません。どこを案内されたとしても、書面を見てから決めるという順序は変わりません。
どういう場合に向くか
- どこに頼めばよいか見当がついていない
- 探偵社に直接電話するのが気が重い
- 1社ずつ問い合わせて比べる余力がない
- 依頼するかどうかもまだ決めていない
たとえば、地元に事務所がいくつかあるけれど、どこも名前しか知らない。調べるかどうかもまだ迷っていて、1社ずつ電話して同じ説明を繰り返す気力がない。こういう場面では、窓口で一度だけ状況を話し、そのうえで案内を受けるほうが負担は小さくなります。
逆に、既に候補の事務所が絞れていて、条件を比べたいだけであれば、直接それぞれに問い合わせるほうが早い場合もあります。
選ぶときの基準は探偵事務所の選び方にまとめました。
どこに相談すればいいか分からないとき
探偵社そのものではなく、話を聞いたうえで条件に合う事務所を案内してくれる窓口があります。相談だけで終わっても構いません。ただし、問い合わせのあとに電話で状況を聞かれます。出られない時間帯があるなら、フォームの備考欄に先に書いておいてください。
利用するときに知っておくこと
Webから問い合わせをすると、そのあとに電話で状況を聞かれるのが一般的です。
フォームを送った時点では、まだ何も決まっていません。
これを知らないまま送信して、着信に出られないまま終わってしまう方がいます。出られない時間帯があるなら、フォームの備考欄に先に書いておくと行き違いが減ります。
送る前に、次のあたりを書き出しておいてください。
- いつごろから気になっているか
- 外出や帰宅の時刻に偏りがあるか
- 相手について分かっていること
- 確かめた後に自分がどうしたいか
- 連絡を受けられる時間帯
まとめてから話すと、電話の時間が短くなります。話しながら思い出す形になると、聞かれた順に答えるだけで終わってしまい、こちらから確認したかったことを聞き忘れます。
こちらから聞いておくとよいのは、案内された事務所がどの公安委員会に届出をしているか、調査を自社で行うのかどうかです。同じ法律の第9条第2項は、探偵業務を探偵業者以外の者に委託してはならないと定めています。
しずく匿名のままで話を進められる場合もあります。不安があれば、最初にその点を聞いてみてください。
また、紹介を受けたあと、その事務所と契約するかどうかは別の判断です。紹介された時点で決まるわけではありません。
契約に進む場合は、探偵業法第8条により、契約前に書面を交付して説明を受けることになります。金額の概算額と支払時期、契約の解除に関する事項も、その説明項目に含まれます。
書面で何を見るかは探偵と契約する前に確認することに、電話が不安な場合は探偵に電話するのが怖いときの選択肢に書いています。
- 探偵業の業務の適正化に関する法律(e-Gov法令検索)
