- 責める気持ちが出てくる理由
- 原因を探しても答えは出ない
- 判断への影響
- 誰かに話す
確かめようとしているあいだに、矛先が自分に向くことがあります。
責める気持ちが出てくる理由
相談として多いのは、次のような言葉です。
- 自分に至らないところがあったのではないか
- もっと早く気づけたはずだ
- 我慢していれば違ったのではないか
- 自分が仕事を優先したせいかもしれない
これは、起きたことを理解しようとする働きでもあります。理由が分かれば、まだ何とかできるように思える。だから原因を自分の中に探します。
しずく説明のつかない状況に置かれると、人は理由を探します。責める気持ちは、その副作用のようなものだと思います。
原因を探しても答えは出ない
このサイトでは、浮気の原因について書きません。
理由があります。原因を特定しようとすると、必ず誰かの落ち度を探すことになります。そして探した先が自分であれば、確かめる作業そのものが苦しくなります。
相手の行動を決めたのは相手です。
あなたの側に理由を求める必要はありません。
これは慰めではなく、進め方の問題です。原因探しに入ると、何を確かめたかったのかが分からなくなります。
判断への影響
自分を責める状態が続くと、判断が変わります。
- 確かめること自体をためらう
- 相手の説明を無理に受け入れる
- 自分の感じた違和感を否定する
- 逆に、確信を強めすぎる
厄介なのは、自分の感じた違和感を自分で否定してしまうことです。記録を取っていても「思い過ごしだ」として読み飛ばしてしまう。認めたくない気持ちが強いと、はっきりした変化も見落とします。
判断が偏る仕組みは思い過ごしかどうかを自分で判断する難しさにまとめました。
しずく自分を責める気持ちと、事実を確かめる作業は、切り離したほうがうまくいきます。
事実だけを残す
切り離すための方法があります。記録に感想を書かないことです。
- 書く。日付、時間、起きたこと
- 書かない。そのとき感じたこと、自分への評価
淡々と事実だけを並べると、読み返すときの負担が減ります。そして、自分の思い込みと事実を切り分けられます。
たとえば同じ夜のことでも、「21時に帰ると言っていたが、帰宅は23時40分。理由は残業」と書くのと、「また遅い。自分が何か悪いのかもしれない」と書くのとでは、読み返したときの重さがまるで違います。前者なら、次の週に同じことが起きたかどうかを並べて見られます。後者は、読み返すたびに自分を責める気持ちを呼び戻すだけです。
責める言葉が浮かんできたら、打ち消そうとしなくて構いません。記録とは別の紙に書き出して、記録には混ぜない。それだけで、確かめる作業と気持ちの整理を分けておけます。
やり方は行動の記録の取り方をご覧ください。
誰かに話す
ひとりで抱えている期間が長くなるほど、考えが内側に向きます。
- 家族や友人
- 相談窓口や専門機関
- 弁護士
話すときは、結論を出してもらおうとしなくて大丈夫です。何が起きているかを順番に口に出すだけで、頭の中で混ざっていた事実と気持ちが分かれてくることがあります。
身近な人に話すかどうかは慎重に判断してください。関係が続く相手のため、後々まで残ります。家族や友人に相談するかどうかにまとめました。
業務として聞く相手のほうが話しやすい場合もあります。関係が続かないことが、この場面では利点になります。夫婦のことを他人に話すのに抵抗があるときをご覧ください。
業務として聞く相手なら、関係が続かないぶん話しやすい場面があります。調べるかどうかを決めていない段階でも構いません。
調べた後をどうするか決めていないとき
報告が終わった後の相談にも続けて応じるとしている探偵社です。夫婦の問題を扱うカウンセラーが在籍していて、顧問弁護士や支援団体を紹介する制度があると案内しています。拠点は札幌、仙台、山形、東京、岡山、高松、松山。関東以外にも窓口があります。続けるか離れるかを決めていない段階でも構いません。相談と見積もりは無料としています。
気持ちの落ち込みが続く、眠れない、日常生活に支障が出ているといった状態が続く場合は、医療機関や公的な相談窓口にご相談ください。
当サイトは医療や心理の専門的な助言を行うものではありません。
各自治体には、家庭の問題について相談できる窓口が置かれています。法テラスなど、法的な問題について案内している機関もあります。
