怪しいと思った時に読むサイト

自分で確かめる 法律の話 依頼を考える

子どもが独立してから様子が変わった|浮気かどうかの見分け方

公開日

  • 家の予定がまとめて空く時期
  • 変わったのは相手だけではない
  • 見るところを絞る
  • 一度やると戻せないもの
  • 自分で追える範囲の外側

子どもが家を出てから、相手の出かける日が増えた。前なら気にしなかったことが、急に引っかかるようになった。そういう時期があります。

家の予定がまとめて空く時期

子どもの独立は、家の時間割を一度に組み替えます。送り迎えがなくなり、行事も部活も受験も終わり、夕食の時間を合わせる理由もなくなる。学費の支払いが終われば、使えるお金も変わります。

そこに空いた時間を、それぞれが別のことで埋め始めます。昔の友人と会うようになった、習い事を始めた、出かける日が増えた。どれも、この時期にはよく起こります。

生活が変わること自体は、この時期のどの家庭にも起きます。

外出が増えた、連絡が減った、帰りが遅くなった。それだけでは、まだ何も決まりません。

しずくしずく

相談で多いのは、子どもがいた頃と同じ見方のまま相手を見て、ずれに戸惑うというものです。

変わったのは相手だけではない

この時期に効いてくるのが、こちらの側の変化です。子どもを介して交わしていた会話がなくなると、家の中で言葉を交わす回数そのものが減ります。減ったぶん、相手の予定が見えなくなる。見えないから気になる、という順番で不安が立ち上がってきます。

念のために書いておくと、話しかけ方が足りなかったから相手が離れた、という話ではありません。原因を自分の側に探し始めると、確かめることからは遠ざかっていきます。会話量そのものをどう見るかは夫婦の会話が減ったのは浮気のサインかに書きました。

見るところを絞る

気持ちが晴れないときは、次のあたりを書き留めておいてください。

  • 出かけた日付と、戻った時間
  • 同じ曜日に寄っていないか
  • 新しく始めたことの話が出るかどうか
  • 連絡の取り方が変わった時期
  • 引き落としと現金の減り方

いちばん手がかりになるのは曜日の偏りです。習い事や集まりなら決まった曜日になるのが自然で、それは偏りのうちに入りません。見ておきたいのは、理由がはっきりしないまま同じ曜日の外出が続く形のほうです。

新しく始めたことの話が出るかどうかも、並べて書いておいてください。以前は一通り話していたのに、ある時期から出なくなった。その切り替わりが、日付として残ります。

一行ずつで構いません。たとえば次のような形です。

書き方の例

  • 10月7日(火)10時に出る。「友人とランチ」。16時半に戻る
  • 10月14日(火)10時過ぎに出る。理由は言わず。17時に戻る
  • 10月21日(火)9時50分に出る。「ランチ」。16時に戻る

3週並べると、火曜の日中に寄っていることが見えてきます。理由が変わっても時間帯が揃っているなら、その揃い方を書き留めておいてください。

学費の支払いが終わる時期と重なるので、支出は動いて当たり前です。だからこそ、増えた分を教育費の終わりで説明しきれるかどうかを見ることになります。日付と事実だけを書き、その日どう感じたかは足さないほうが、あとから読み返したときに消耗しません。書き方は浮気の記録の取り方にまとめました。

しずくしずく

ひと月ほど並べても偏りが出ないことがあります。それも、手を動かして得られた答えのひとつです。

一度やると戻せないもの

子どもが家を出ていると、家の中で確かめられることが減ります。そのぶん、踏み込んだ手段に手が伸びやすくなります。

問いただした時点から、相手の行動のほうが変わります。

こちらが何に気づいているかも、同時に伝わります。

独立した子どもに探りを入れるのも避けてください。親のどちらかに伝わる経路ができますし、子どもの側に家の事情を背負わせることになります。共通の知人に聞けば、経路の読めない形で本人に届きます。警戒されると外出そのものが減り、見えかけていた偏りまで消えます。

端末を見ることと、持ち物に機器を付けることについては、法律が関わってきます。不正アクセス行為の禁止等に関する法律の第2条第4項は、電気通信回線を通じて他人の識別符号を入力し、制限されている特定利用をし得る状態にさせる行為を挙げています。配偶者のIDとパスワードで別の端末からログインする形は、ここに当たりうるものです。ストーカー行為等の規制等に関する法律の第2条第3項第3号は、承諾を得ないで相手が所持する物に位置情報記録・送信装置等を取り付ける行為を挙げていて、位置情報を取得しなくても取り付けた行為そのものが並んでいます。この条項には感情を要件とする文言も置かれているため、浮気を確かめる目的がそこに当たるかは条文だけでは決まりません。断定はできませんが、試してよいものではない、とは言えます。

自分で追える範囲の外側

この時期の外出は、平日の夜と休日に寄ります。そして、そこは自分も家にいる時間です。家を空ければ気づかれますし、長年連れ添っているぶん、距離を取っても後ろ姿で分かります。移動を続けて記録するには、交代しながら追う人数と、待機できる場所と時間が要ります。根性で埋まるものではありません。

自分で進められるのは家に残る記録を並べるところまで。外に出てからの時間は、別の話になります。

先に進めるなら、いつから気になっているか、外出が重なる曜日と時間帯、行き先の心当たり、そして確かめた後に自分がどうしたいかを書き出しておいてください。問い合わせのあとには電話で状況を聞かれるので、手元に控えがあると話が早く進みます。日中に出られない時間があるなら、話せる時間帯をフォームの備考欄に先に書いておくと行き違いが減ります。

PR

どこに相談すればいいか分からないとき

探偵社そのものではなく、話を聞いたうえで条件に合う事務所を案内してくれる窓口があります。相談だけで終わっても構いません。ただし、問い合わせのあとに電話で状況を聞かれます。出られない時間帯があるなら、フォームの備考欄に先に書いておいてください。

街角相談所 -探偵- を見てみる

子どもが巣立ったあとの変化は、確かめる前から気持ちのほうが先に消耗します。何から手をつけるか迷うなら、確かめる順序から読んでみてください。リスクの低いものから順に並べてあります。

出典

  • 不正アクセス行為の禁止等に関する法律(e-Gov法令検索)
  • ストーカー行為等の規制等に関する法律(e-Gov法令検索)

ほかの記事を読む

自分で確かめる

手元でできること、記録の取り方、自力で踏み込んだときに起きること

法律の話

条文に沿って、どこから先が法に触れるのかを整理しています

依頼を考える

相談だけで終わってよいのか、電話で何を聞かれるのか