- 家で話すか、外で話すか
- 子どもがいるときの段取り
- 切り出す日と時間帯
- 終わりの時刻を先に決める
- 誰かに同席してもらうか
- 話したあとの居場所
話すと決めたあとで、意外と手が止まるのが「どこで」と「いつ」です。言うことは頭の中で何度も組み立てたのに、場面が浮かばない。
この記事は、配偶者の浮気について確かめたい側、話を切り出す側に立って書いています。何を話すかの準備は浮気の話し合いの前に準備することに書いたので、ここでは場所と時間だけを扱います。
家で話すか、外で話すか
どちらにも向き不向きがあります。
家で話すと、時間を気にせずに済み、周りの目もありません。その代わり、相手が席を立って別の部屋にこもれば、話はそこで終わります。終わったあとも同じ家で夜を過ごすことになり、気持ちを切り替える場所がありません。
外で話すと、人の目があるぶん、お互いに声を荒らげにくくなります。終わったら別々に帰る、という区切りも作れます。ただ、周りに聞こえる席では本当のことを言いにくく、泣いてしまったときに逃げ場がありません。
外を選ぶなら、個室のある店や、隣の席と離れたところにしてください。カラオケの個室や、時間で借りられる貸し会議室という手もあります。どちらも終わりの時刻が決まっているので、話が長引きすぎません。
迷ったら、終わったあとに自分がどこにいたいかで決めてください。
一人になりたいなら外、家にいたいなら家のほうが向いています。
子どもがいるときの段取り
子どもがいる家庭では、聞こえない場所と時間を先に押さえます。
寝たあとの居間は選ばれやすいのですが、声は思ったより通ります。子どもが祖父母の家に泊まる日や、習い事や部活で家を空ける時間帯を使えると安心です。預け先に理由を聞かれたら、用事があるとだけ伝えれば足ります。
話の途中で子どもが起きてきたら、その日はそこで終えてください。続きを別の日にしても、話の中身は変わりません。子どもを巻き込まないための考え方は子どもがいる家庭の浮気調査にまとめています。
しずく子どもの前で話を続けないこと。それだけは、どんな流れになっても守ってほしいと思います。
切り出す日と時間帯
日の選び方で、話の進み方が変わります。
選ばれやすいのは、翌日に予定のない日の、夕方から夜の早い時間です。お互いに仕事がない前の日なら、話が長くなっても翌朝に響きません。
逆に、次のような時間は避けてください。出勤前や外出の直前は、相手に「時間がない」と言って席を立つ理由を与えます。寝る直前は、疲れて話が途中で止まります。お酒が入っているときは、言ったことも言われたことも翌日には曖昧になっています。誕生日や記念日、親族の集まりの前後も、その日の記憶ごと塗り替わってしまうので外したほうが無難です。
自分の体調も、日を決める理由になります。眠れていない日が続いているなら、先に休むほうを優先してください。こちらの言葉が出てこない日に話すと、相手の言い分だけが残ります。
終わりの時刻を先に決める
話し合いは、決着がつくまで続けるものではありません。
始める前に「今日は九時まで」と自分の中で決めておくと、そこで区切れます。相手に伝えるかどうかは、どちらでも構いません。時間が来たら、話の途中でも「続きは改めて」と言って終えてください。
その場で残しておきたいことがあれば、話し合いが終わってから書き留めます。相手が認めたこと、否定したこと、約束したこと。会話を録音するかどうかを迷う方もいますが、自分が参加している会話の録音は一般に問題が少ないとされているものの、直接定める条文は確認できていません。扱いは夫婦間の会話を録音するのは違法かで場面ごとに分けています。
しずく一回で全部を話しきろうとしないでください。二回、三回に分けたほうが、言いたかったことを言えることが多いです。
誰かに同席してもらうか
一人で向き合うのが怖くて、親や兄弟に同席を頼みたくなることがあります。
ただ、親族が入ると、話が家と家のことに広がりがちです。相手も味方を呼びたくなり、二人で決めるはずだったことが周りの意見で動きます。あとから関係を続けると決めた場合も、同席した人の記憶は残ります。
同席を頼むなら、何も話さずに隣にいてもらう、別の部屋で待っていてもらう、といった形に役割を絞ってください。慰謝料や離婚の話まで進めるつもりなら、親族ではなく弁護士に先に相談するほうが筋が通ります。
話したあとの居場所
話し合いが終わったあとの夜を、どこで過ごすかまで決めておいてください。
家で話すなら、終わったら別の部屋に移る。外で話すなら、そのまま実家や友人の家に寄る。終わったあとに連絡できる人を一人決めておくだけでも、夜の長さが変わります。
話す場所と時間が決まっても、その先どうしたいかが自分の中で固まらないままのこともあります。続けるか離れるかを決めていない段階でも、気持ちの整理から一緒に考えてもらえる窓口があります。
調べた後をどうするか決めていないとき
報告が終わった後の相談にも続けて応じるとしている探偵社です。夫婦の問題を扱うカウンセラーが在籍していて、顧問弁護士や支援団体を紹介する制度があると案内しています。拠点は札幌、仙台、山形、東京、岡山、高松、松山。関東以外にも窓口があります。続けるか離れるかを決めていない段階でも構いません。相談と見積もりは無料としています。
相手が声を荒らげる、物に当たる、といったことが以前にもあったなら、二人きりで話すのはやめてください。話す前に、警察や自治体の相談窓口に先に相談しておいてください。話の途中で身の危険を感じたら、その場を離れることを何より優先してください。
話してみて、相手が認めなかったときのことも考えておくと、当日に慌てずに済みます。その場で何をせずにおくかは浮気を問い詰めたら認めないときに書きました。
場所と時間を決められたなら、もう半分は準備ができています。あとは当日の自分を、少しだけ楽にしておいてください。