- 幅が生じる理由
- 相場情報の読み方
- 当サイトが金額を書かない理由
- 自分の場合を知る方法
調べるほど数字がばらついて、どれを信じればよいか分からなくなる。よくある状態です。
幅が生じる理由
同じ「浮気調査」という言葉で括られていても、中身が揃っていません。
- 料金体系が違う(時間料金制、パック料金、成功報酬型)
- 想定している稼働時間が違う
- 調査員の人数が違う
- 車両費や機材費が含まれるかどうかが違う
- 報告書の形式が違う
- 対象者の条件が違う
最後の項目が大きく効きます。行動のパターンが読めている人と、何も見えていない人では、必要な時間がまったく違います。
たとえば、外出が毎週土曜の午後に寄っていると分かっている場合と、いつ出かけるか見当もつかない場合では、動く日を決められるかどうかが変わります。前者なら日を絞って待てますが、後者は手がかりが出るまで日を重ねることになります。調査員の人数も報告書の形式も同じまま、ここだけで積み上がる時間が変わってきます。
料金体系も条件も違うものを平均した数字には、あまり意味がありません。
しずく幅があるのは情報が不正確だからではなく、そもそも一つの数字にならないものだからです。
相場情報の読み方
金額が書かれた記事を読むときに、確認するとよい点があります。
- どの料金体系を前提にしているか
- 何時間の想定か
- 調査員は何人か
- 別途費用が含まれているか
- 出典が示されているか
いちばん大事なのは出典が示されているかどうかです。数字の出どころが書かれていなければ、何を根拠にしているのか分かりません。
ひとつの記事の中でも、前提が書かれている数字と書かれていない数字が混ざっていることがあります。「1日あたり」なのか「調査全体」なのか、「調査員1名」なのか「2名」なのか。この違いだけで、同じ数字でも意味が大きく変わります。前提が書かれていない数字は、比べる材料からいったん外しておくと、迷いが減ります。
当サイトが金額を書かない理由
このサイトでは、相場の金額を書いていません。
条文に金額の定めがなく、出典の取れるデータを確認できていないためです。
確認できないことは書かない、という方針で運営しています。
これは不親切に見えるかもしれません。ただ、根拠のない数字を示して、それを基準に判断してもらうほうが問題だと考えています。
法律に関する記述も同じ方針です。条文で確認できることと、実務の話として語られていることを分けて書いています。不貞の慰謝料の考え方でも同じ整理をしています。
どこに相談すればいいか分からないとき
探偵社そのものではなく、話を聞いたうえで条件に合う事務所を案内してくれる窓口があります。相談だけで終わっても構いません。ただし、問い合わせのあとに電話で状況を聞かれます。出られない時間帯があるなら、フォームの備考欄に先に書いておいてください。
自分の場合を知る方法
一般的な相場より、自分の条件での金額のほうが役に立ちます。
- 手元で規則性を確かめる
- 条件を整理する(曜日、時間帯、移動手段、勤務形態)
- 同じ条件を複数の事務所に伝える
- それぞれから見積もりと書面をもらう
条件を伝えるときは、次の内容をそのまま渡せる形にしておくと、話が一往復で済みます。
- いつから気になっているか
- 外出が重なる曜日と時間帯
- 移動手段(徒歩、自転車、車、電車)
- 相手の勤務形態と帰宅時間の目安
- 行き先の心当たりがあるかどうか
同じ内容を各社に渡せば、返ってくる数字が同じ土俵に乗ります。伝える条件を少しずつ変えてしまうと、金額の違いが条件の違いなのか事務所の違いなのか、あとから分けられなくなります。
探偵業の業務の適正化に関する法律の第8条第1項は、契約を締結しようとするときに書面を交付して説明する義務を定め、対価その他依頼者が支払わなければならない金銭の概算額及び支払時期を説明事項に挙げています。
しずく相場を探すより、自分の条件で見積もりを取るほうが早いです。相談は無料としている事務所が多くあります。
条件を絞っておくほど、金額が読みやすくなります。費用を抑えるためにできることと見積書のどこを見るかをご覧ください。
比較が難しい構造については探偵社の比較が難しい理由にまとめました。
- 探偵業の業務の適正化に関する法律(e-Gov法令検索)
