- 絞れるのは「時期」が読めているとき
- 数日の中で、どの日に人を出すか
- 期間内に動きがなかったとき
- 書面で確かめておくこと
- 期間が来るまでの過ごし方
来月の連休、相手だけが「友人と旅行に行く」と言っている。月末の一週間は出張で家を空ける。怪しいと感じる時期がその数日に集まっているなら、そこだけ見てもらえれば足りるのでは、と考えるのは自然なことです。
絞れるのは「時期」が読めているとき
短い期間で組めるかどうかは、相手が動く時期が先に分かっているかどうかでほぼ決まります。
調査は、相手が動く時間に合わせて人が動きます。動く時期が読めていれば、その前後に人を集められます。読めていなければ、どこに当てればよいかが決まりません。
- 連休や帰省など、日付の決まった単独の予定がある
- 出張の日程と行き先を聞いている
- 繁忙期の終わりや、決まった行事の前後に外出が重なっている
- 過去の記録で、同じ時期に同じ動きがあった
どの日かが一日に決まっているなら、その日だけを頼む形もあります。見分け方は浮気調査を1日だけ頼めるかに書きました。この記事で扱うのは、日にちまでは決まらないけれど、数日の幅には収まっている場合です。
出張が絡むなら、日程と行き先をどこまで聞いているかで組み方が変わります。手元で見ておくところは出張が増えた夫は浮気かにまとめています。
数日の中で、どの日に人を出すか
期間を数日に絞っても、その全部の時間に人を出すとは限りません。動きそうな日と時間帯に寄せて人を置き、それ以外は外す。そうすると、同じ期間でも稼働の時間は短くなります。
寄せる先を決めるのは、手元の記録です。連休なら初日の夜と最終日の前日、出張なら移動日の夜と、帰ってくる予定の前日。どこが濃いかは家庭によって違うので、自分の記録から当たりを付けておいてください。
しずく「この週が怪しい」と「この週のこの夜が怪しい」では、相談の進み方がずいぶん変わります。分かる範囲で構いません。
時間が費用にどう響くかは浮気調査の費用と調査時間の関係に書きました。金額そのものは事務所と条件で変わるので、ここでは示せません。同じ条件を伝えて、見積もりで確かめてください。
期間内に動きがなかったとき
数日に絞って頼んでも、その期間に相手が動かないことはあります。予定が直前で変わることもありますし、その時期に限って何もなかった、ということもあります。
何もなかったという結果だけで、疑いが晴れたとも、まだ続いているとも言えません。その期間に動きがなかった、という事実がひとつ増えただけです。
延長するかどうかは、期間が終わってから決めて構いません。
上限を自分で先に決めておくと、結果を受け取ったときに慌てずに済みます。
反対に、短い期間で記録が取れても、それが一度きりのものなのか、繰り返されているものなのかまでは分からないことがあります。民法第770条第1項第一号は「配偶者に不貞な行為があったとき」と書くだけで、どの程度の証拠が要るかは定めていません。一般には継続性が読み取れる記録のほうが扱いやすいとされていますが、どう判断されるかは事情によります。確かめた結果を手続きに使うつもりなら、見通しは弁護士に聞いてください。
書面で確かめておくこと
期間を区切った依頼で食い違いが起きやすいのは、期間の中で人を出さなかった日の扱いと、予定が動いたときの扱いです。
- 期間のうち、どの日に何時間動く想定か
- 相手の予定が前後にずれたとき、日を移せるか
- 現地で動きがなかった時間をどう数えるか
- 期間の途中で延ばすかどうかを、誰がいつ決めるか
- 早く結果が出たときに、残りの時間をどう扱うか
探偵業の業務の適正化に関する法律の第8条第1項は、契約の前に書面を交付して説明すべきこととして、依頼者が支払う金銭の概算額及び支払時期と、契約の解除に関する事項を挙げています。契約した後の書面には、調査の内容、期間および方法が記載されます(同条第2項)。短い期間の依頼でも、この書面は省かれません。口頭で聞いた内容が書面に入っているか、受け取ったときに照らし合わせてください。
連休や出張の行き先が遠い場合は、その土地で動けるかどうかも聞いておきます。移動先まで対応している事務所なら、行き先が離れていても期間に合わせて組めます。
実際に調べてもらう段階まで来たら
全国対応の探偵事務所です。24時間365日、電話やメールで相談を受け付けています。まだ依頼を決めていない段階でも、状況を話して見積もりだけ出してもらえます。契約前には探偵業法で定められた書面が交付されます。その内容を見てから判断してください。
期間が来るまでの過ごし方
日程が分かってから当日までのあいだに、いつもより詳しく予定を聞かないでください。行き先や同行者を何度も確かめると、こちらが気にしていることが伝わります。一度警戒されると予定そのものが変わり、絞った期間に動かなくなることがあります。
相談のときに伝える内容は、先に手元にまとめておきます。予定の日付と出発や帰宅の見込み、移動手段、聞いている行き先、顔の分かる写真。問い合わせの後には、内容を確かめる電話がかかってきます。出られる時間帯をフォームの備考欄に書いておくと、行き違いが減ります。
しずく期間が近いほど焦りますが、聞きたい気持ちをこらえておくことが、いちばん結果に効きます。
数日に絞れているということは、それだけ手元の記録が働いているということです。その記録を持って、短い期間で何ができるかを聞いてみてください。
- 探偵業の業務の適正化に関する法律(e-Gov法令検索)
- 民法(e-Gov法令検索)